猫を迎え入れる前に是非整えておきたい環境とアイテム
集合住宅全盛の今の時勢、初めて飼うペット、あるいは飼ってみたいペットが猫という人は大変多い事でしょう。
確かに猫は犬と違って小柄、しかも毛繕いを始め身体のセルフケアの技術に長けていますから、室内犬と比べ手間が掛からず飼い易いというイメージを持つ人も多い筈です。
ですが基本的に猫は犬と違い飼い主である人間と対等の立場を築きたがるものですから、犬の様に室内にいれば常にベッタリ付き添って可愛がる、という接し方ではストレスを与えてしまいます。
猫の表情や仕草からその精神状態やストレスを読み取り、それ以上嫌がる様な接し方を止めるという事も大事ですが、それと共に猫が落ち着いてプライベートを過ごせる環境を整備してあげる事も非常に大切なのです。
そこで難しく考えてしまう人もいるのですが、そこまで苦脳しなくとも答えは近くのホームセンターやペットショップで簡単に見付けだす事が出来るもの。
例えば猫は人間より高いところに居場所を見付ける事で安心感を得、リラックスする事が出来るのですが、それを簡単に実現出来るのがリビングにも簡単に設置可能なキャットタワーやキャットツリーといったアイテム。最近のこれらアイテムは爪とぎも兼ねられる様な素材で出来ており、これなら室内の壁や柱を傷付けられずに済みますよね。
また、猫が狭いスペースに入り込むと落ち着けるという習性を利用して作られたのがキャットハウスや猫ちぐら。犬小屋ならぬ、室内用のいわゆる猫小屋なのですが、これが1個リビングの隅にあると、猫もその中で誰にも邪魔されず、リラックスしたひとときや睡眠を取る事が出来るのです。
愛猫を初めて迎え入れる際は、トイレと共にこれらのアイテムも最低一つは用意しておくと安心でしょう。
初めての猫に関して準備すること
ペットというのは犬と猫で好きな種類が分かれるのでしょうが、しかし犬と違って猫というのは初めて飼う人にとっては犬よりも準備や気を付ける点が多いと思われていると思います。
さてまず実際に猫を自宅に迎える際にまず準備をするものから説明しましょう。
猫というのは繊細なイメージがありまして、特に大事となってくるのが食事関係になってきます。
まず用意すべきものは食事用のお皿とお水用のお皿となっています。また食事に関してはいわゆるカリカリしているドライフードとちょっと贅沢なご褒美用としてのウェットフードが必要となります。
ウェットフードは猫ちゃんにとってご褒美となりストレス改善や食欲が落ちた時などに挙げるととても喜ぶみたいですね。
このように結構グルメな感じの猫ちゃんですが、しかしペットとして飼う以上に気を付けたいのがトイレの問題です。
ペットのトイレというのは実際に自宅で飼う以上気を付けなければなりませんし、トイレのしつけという問題もあるので猫ちゃんに合ったものを選びたいですね。
一般的に猫のトイレには専用の猫砂を使うのでこちらは事前に用意しておくのが大事です。
猫は繊細なのでトイレを見られるのを嫌がるという傾向もあるので、トイレは個室みたいな姿が隠れるタイプのものが良いという口コミが多いです。
当日に最低限用意するものとしてはこの二点ですが、犬と違って後々絶対に必要になってくるのは爪とぎの問題を解消するグッズでしょう。
犬と違って爪切りのケアはかなりの頻度で行いますし、家を傷つけないように専用の爪とぎ器も良いものを選びましょう。